黒田悠介
2021年2月21日
インプレス
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様々なコミュニティを立ち上げ、キャリアカウンセラーの経験も持つ著書は「これからの働き方」を本書で提案してくれています。

人生100年時代と言われる長寿社会や、新たなビジネスの拡散スピードが早くなっていること、VUCAの時代、個の時代、、、つまりは、これまでのステレオタイプ(学生時代→社会人(主に会社員)→老後の3ステップの人生)とは異なる生き方、働き方にシフトしていくための秘訣、ヒントを著書の経験を俯瞰して、「ライフピボット」、キャリアの転換の具体策を私たちに教えてくれています。

「蓄積」と「偶然」。どちらも目に見えない曖昧なものですが、これこそがキャリアの転換に必要なものだと感じました。

「はじめに」より

ライフピボットに必要な蓄積は以下のように分解することができます。それは、「①価値を提供できるスキルセット」「②広く多様な人的ネットワーク」「③経験によるリアルな自己理解」の三つです。

第2章「三つの蓄積と隣接可能性」 より

三つの蓄積を蓄えて、キャリアを転換するときの三つの欠如(お金がない、理解がない、時間がない)からの克服や、クランボルツ教授の計画的偶然性理論(好奇心、持続性、楽観性、柔軟性、冒険心の5つの行動特性を持っているとポジティブな偶然性が引き寄せられる)を携えた人生を歩むことで、より豊かな人生を歩めることができそう、そんな希望を私たちに持たせてくれる、そんな一冊です。

今の仕事に満足していない人はもちろん、今の仕事に満足していても、いつどうなるか分からない世の中を漂流せざるを得ない私たち全員にオススメの本です。

レビュアー

杉本輝美

頑張って働く会社員です。