自己紹介


製造業で開発企画の仕事をしています。
今回紹介する本は、会社の同僚に進められて買った本です。
本屋で見ても買わなかったと思います。なぜかと言うと読みにくいからです。
読みにくさ故に、積読状態になっていましたが、
新刊を選ぶ際に、再度手に取り、気合いで読み返したところ、
その良さに気づくことができました。
 


書籍紹介


進化思考
著者: 太刀川 英輔
出版社: 海土の風 ( 2021年4月23日 発売)
https://www.amazon.co.jp/dp/4909934006/
 


本の要約・引用・おすすめポイント


■要約

「進化思考」とは、生物進化を参考にすれば、
みんなもっと創造的になれるっていう本です。
著者の太刀川さんのビジョンは「創造性教育で世界を変えていく」です。
太刀川さんは2025年大阪万博の基本構想ワークショップのメンバーです。
創造性は誰もが持っているが、誰にも教わることなく、
むしろ、教育がそれを否定してきた。と著者は言います。

■どんな人におすすめか?

正解を求める教育、例えば、手を上げて先生が求めることを答える、のような。
例えば、セミナーで、隣の人の似顔絵を描いてください。というと、
大人同士だと渡すときに、「ごめんなさい」、
子ども同士だと、キャッキャと盛り上がる。
うまく描けなくてごめんなさい、正解できなくてごめんなさい、
というのが、大人にはある。
そういう点で、学校で良い子だったのに、
仕事で、創造性が発揮できない、という人におすすめ。
ただ、本はとにかく読みにくいので、Youtubeから入るのをおすすめします。

引用(意訳を含みます)

生物の進化は、「変異による試み」と「適応による選択」の
2つを繰り返すことによって起きる。
「適応による選択」は、
「未来の予測」と「過去の系統」、
「内部の解剖」と「外部の生態」という4つの側面で理解すると、
例えば、皆さん自身にとっては、
所属する組織の目的を過去から系統的に語ることができ、
内部の構造を深く理解して、その将来像を考えることができるようになる。
つまり、組織において、誰かに指示される必要がなくなると同時に自信が生まれ、 自分自身の思い込みからも解放されて素直になれる。

■おすすめポイント

アイデアをひねり出すときに使うオズボーンのチェックリストと同じように、
本書では9つの切り口が示されている。
オズボーンは左脳的なのに対し、進化思考は右脳的で、
左脳、右脳の両方を使いこなして、創造性を発揮できるようになれます。
 


自分がどう変わったか?


自己啓発ってわかってるけど、できねーから困ってんだよ、
みたいなところがありますが、
本書のような読みにくい本・読みごたえのある本を読んで、
今回のように発表内容を考える過程で、
知識が増えるというインプットの読書体験だけでない、
自分の頭で考えるというアウトプットの読書体験ができた。
この本を紹介してくれた会社の同僚に
アイデア出しのファシリテータをしてもらって、
進化思考のパワーを現場で確かめていきます。