なぜ、いま捨て方の本なのか!

こんにちは。野島純子と申します。
青春出版社という出版社で、書籍の編集を20年以上やっています。

著者と一緒に公開ビジョナリー読書会の書籍に、私が編集担当した臼井由妃さん著『「自分にしかできないこと」以外、捨てなさい』を選んでいただき、楽しみで仕方がありません。

『「自分にしかできないこと」以外、捨てなさい』
https://www.amazon.co.jp/dp/4413232283

本書の企画が生まれたのは今年の6月のことでした。

当時、ご著書の『やりたいことを全部やる!時間術』が11万部のベストセラーになっていた臼井先生が、こんな話をされたのです。

「やりたいことをやるには、まずは捨てて、自分の中にスペース(余白)をつくらないと!」

毎日がいっぱいいっぱいだと、新しい出会いもチャンスも入る余地がありませんよね。

こうした逆転の発想で生まれた企画ですが、「なぜ、いま捨て方の本なのか」と言えば……。

コロナ禍だからこそ、人間関係の整理ができるチャンス

コロナで「実は捨ててもいい人や会合」がリトマス試験紙のようにあらわになりました。本書では「人間関係にも賞味期限があり、人を捨てることは相手にもプラスになる」と説いているのが画期的です。

誰にでもできる仕事はAIに取って代わられる時代、自分の仕事の棚卸しが必要

タイトルにもなった「自分にしかできないこと」とは何か、すべての仕事にまじめに取り組み、いつも時間に追われる忙しい毎日では見つけることができません。

「仕事の8割は自分がやらなくていい仕事、捨てる!」というのは臼井先生が昔から言われていて、これは「自分の価値」を高めるステップにつながるはずです。

ビジョナリー読書会の特徴のひとつはフィードバック。一方通行の読書と違い、その場で一緒になったメンバーとの化学反応が醍醐味です。
『臼井由妃さんと一緒にビジョナリー読書会』では、どんな化学反応が起こるのか!また、同じ1冊の本を読んでいるはずなのに、人によって読み方は十人十色。きっと著者や編集担当が意図しない「気づきや発見」が見つかるはずです。

乞うご期待!