開催レポート『人生に「合格」する方法 ~ 臼井由妃氏公開セミナー 新刊【55歳から「お金」の不安がなくなる生活術】』

みなさん、こんにちは。ビジョナリー読書クラブスタッフの工藤正隆です。

2024年6月9日(日)に、新刊【55歳から「お金」の不安がなくなる生活術】の著者である臼井由妃さんをお迎えして、「人生に”合格”する方法」をテーマにオンラインセミナーを開催しました。

その様子をレポートいたします。

目次

  • 波乱万丈の人生、臼井由妃さん
  • 【1部】臼井由妃氏のミニセミナー
  • 【2部】読書内容を日々の行動に生かす「アウトプットワーク」
  • 【3部】著者に直接質問コーナー
  • 結びに

波乱万丈の人生、臼井由妃さん

今回の講師である臼井由妃さんは、著者だけではなく、講演家、行政書士、宅建士、栄養士、熱海市観光大使などと、幅広く活躍をされています。

東京で生まれ、33歳の時に、ご病気のご主人に代わり経営者の道を歩むこととなります。会社勤めはほぼゼロという中から、負債を抱える会社の状況からヒット商品を生み出し、優良企業へと転換させました。

その後も次々とヒット商品を開発し販売。その活躍はメディアにも注目され、新聞や雑誌、「マネーの虎」などのテレビ出演、経営コンサルタントと、活動の場は広がっています。

著書累計部数は、170万部を突破され、ビジネス書・自己啓発本・女性の生き方まで、多彩なジャンルの本を執筆されています。

また、年間300冊を読まれる愛読家、カラオケ大会でも優勝経験を持つ、無類の歌好きという一面もあります。

【1部】臼井由妃氏のミニセミナー:人生に「合格」する方法とは?

「人生に【合格】している、という状態をイメージしてみてください」

冒頭、講師の臼井さんから、このような投げかけがされました。

自分の人生最後の時に、「楽しかったな」「人のお役に立てたな」など、いい人生だったなと思えるかが、「人生に【合格】することだ」と、臼井さんは伝えてくれました。

その為には、一日を寝る、「今日はやりたい事を全てやったか」「満足したか」と振り返る事。そしてそれを継続することだと。

私の場合は、寝る前クタクタに疲れて、振り返るどころか、「明日は○時起きだな」とか思いながら寝てしまっています。1分でも5分でも、その日を振り返る事は、反省や起きたことからの気づきを見つけたりして、より良い明日を迎える事につながるのかもしれない。そしてこれは人生を主体的に生きる事でもあるのだろうなと、感じました。

人生の主人公は、まぎれもなく自分。人付き合いや、何にお金や時間を使うのか、責任と主体性が人生の後半は大事になると、セミナーから学びました。

他、お金の不安の事や、健康についてなど、せっかくなのでと、本には書かれていない内容を惜しみなくお伝えいただいた、あっという間の30分間。

人生100年時代と言われて久しい昨今。55歳はまだ折り返し地点に到達した年齢です。

より心身健康で満足いく生活をするためにも、波乱万丈な臼井さんから学ぶ事は多くありました。

【2部】読書内容を日々の行動に生かす為の「アウトプットワーク」

読書内容を日々の行動に生かす為の手段として、ビジョナリー宣言のワークを行いました。

ビジョナリー宣言とは、

・本から印象に残った「引用箇所」をピックアップする

・そこからの「気づき・解釈」を見つけ

・日々の「行動に活かす宣言」

をする、というもの。

本セミナーの2部では、著書を題材とし、参加者みんなで取り組みました。

ワーク後は、実際に2名の方に発表いただき、また著書の臼井さん本人からフィードバックもいただきました。 初体験の方もいらっしゃったと思いますが、普段の読書だけでは得られない、深い気づきや行動に活かすヒントが見つけれたのではないでしょうか。

【3部】著者に直接質問コーナー

最後は、著者参加セミナーの醍醐味でもある「直接質問コーナー」。

質問の一部をご紹介します。

Q.臼井さんは、付き合いを考えたいという人と、どのようにして距離を置いているのか?

A.フェードアウトしたいなと思う人や、自分のお金を使て付き合いたいと思わない人には、自分からは縁を切るようなアクションはしない事。

少しづつ手順を踏んで付き合う頻度を減らしていくのがコツ。割り切りましょう!

そして、「今までありがとう」と心の中で相手に感謝を言いましょう。

Q.断捨離のコツは?

A.引っ越しの時、絶好の機会と思って、どんどん住まいをコンパクトにしようと思った。空間に合わせてコンパクトにしていくこと。1年経って使わないものは、縁が無いとして、寄付したり売ったりしてはいかがでしょうか。

などなど、時間の許す限り参加者の皆さんからの質問にお答えいただきました。

人生に達観するところも感じさせつつも、アグレッシブ&エネルギッシュに活動される臼井さんの考えは、とても若々しいと感じられました。

結びに

臼井氏は現在66歳。

元旦に、「自分の年齢の数の【新しくする事】」を計画たてるのだそうです。

つまり、今年は66個の新しい事に取り組んでいるというのだから驚きです。

「今日は6月9日、ロックの日だから、ボンジョビを大音量で聴きます!」という臼井さん。

波乱万丈の人生を自らの手で切り開き、活躍の場を広げてこられたのは、何事も主体的に行動する結果があるからなのだと学びました。

臼井由妃さん、誠にありがとうございました。