開催レポート【『女性に売れる言葉とデザイン』出版記念イベント ー女性のなんか好き、パッとしないの正体を解説! 雑誌編集の裏側リアル・男女の感性の違いまで楽しく学ぶ会ー】

こんにちは。ビジョナリー読書クラブスタッフの川合健一です。

2025年6月15日(日)に『女性に売れる言葉とデザイン』出版記念イベントを開催しました。

今年に入って3回目のイベントとなります。
50名近くの方にご参加いただき、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

それでは、当日のイベントの模様をご紹介していきます。

イベント概要

【①橋本夏子さんによるミニセミナー】

「なんか好き」──そんな感覚的な言葉を、どう言語化し、見える化するか。
今回のセミナーは、まさにそこに尽きる内容でした。

たとえば「かわいい」という感覚一つとっても、男性と女性では受け止め方が違います。
同じように、「なんか好き」という感覚も、男女で意味や背景がまったく異なるのです。

橋本さんのお話を通して、その違いがとてもクリアになりました。

気づきが多すぎて、どれを書こうか迷うほどですが、今回は「なんか好き」についての気づきを一つ、ご紹介します。

女性の「なんか好き」は“ときめき”が基本にあるそうです。
自分に合っている、気分が変わりそう、そんな前向きな期待感が含まれているとのことです。

一方、わたしの場合、男性の「なんか好き」は

 「かっこいい」「他人から“それいいね”って言われたい」など、他者視点の評価が根底にあることが多いように思います。

女性は「自分がどう感じるか」「ときめくか」
男性は「他者からどう見えるか」「自分がどう評価されるか」

この違いを知っているだけで、男女のコミュニケーションはもっとスムーズになるはずです。

男性は、女性の「なんか好き」が出てきたときは「気分がよくなりそうなんだな」と思ってみましょう。
女性は、男性の「なんか好き」が出てきたときは「誰かにカッコよく見られたいんだな」と思ってみましょう。

きっと、そんなに遠い感覚じゃないはずです。

もちろん、他にもたくさんの気づきがありました。
そのすべてを味わいたい方は、ぜひ書籍をご一読ください。

この本は、マーケティングの指南書であると同時に、男女のコミュニケーションツールとしても極めて有効です。

何度でも読み返したくなる良書です。

②ビジョナリー読書クラブの紹介

続いて、ビジョナリー読書クラブ代表として、わたしからクラブの活動をご紹介しました。

クラブは会員制でさまざまな活動を行っていますが、その中でも核となるのが読書会です。

イベントでは、読書会の様子を少しだけ体験いただきました。

私たちの読書会では、本からの引用、そこからの気づき、そして今後の行動を「ビジョナリー宣言」として発表します。

その後、参加者からフィードバックをもらう流れです。

この「今後の行動まで宣言する」という仕組みが、他の読書会と一線を画している点です。

ということで『女性に売れる言葉とデザイン』についてビジョナリー宣言をやってみました。

(引用)

実は、女性にとって「共感の温度」「心の動き」「フィット感」があるかどうかが、言葉を選ぶうえで何よりも大切なのです。

たとえば、よく広告で見かける「これさえあれば完璧!」「たった1週間であなたを劇的に変える!」といった力強いメッセージは、一見すると目を引きますが、女性にとっては「え、これ本当?」「ちょっとあり得ないでしょ・・・」と、どこかで冷静に引いてしまうことも少なくありません。

むしろ、女性の心を動かすのは、「あなたの気持ち、わかるよ」とそっと寄り添う次のような言葉です。

「頑張りすぎなくてもいい。私だけの”好き”を見つけよう」「毎日ちょっとの積み重ねで、理想の私に近づいていく」女性にフィットする言葉は、押しつけがましくなく、やわらかく、余白を感じさせるもの。

聞いた人が自分の物語を重ねられるような言葉なのです。こうしたニュアンスを含んだ言葉が、女性の感情を動かすスイッチになります。

(気づき)

テレビコマーシャルとかあまりみないけれど、たしかに男性向けと女性向けの広告の違いってあるなと。

男性向けの広告ってズバリくるというか、直接的にくる感じがあるけれど、女性向けの広告ってたしかに柔らかくて共感を呼ぶものが多いなと気づきました。

感覚的なものが女性には有効だからテレビでもそうだし、ラジオコマーシャルでも女性向けのものはトーンが違うなと感じるわけです。

これからそうやって広告をみていくと違いがあっておもしろくみれそうだなとも気づきました。

(宣言)

女性に響く言葉を使ってうまくコミュニケーションをとっていきます。

例ですが、このように発表しました。

著者である橋本夏子さんからフィードバックもいただきました。

この著者からいただけるフィードバックもビジョナリー読書クラブならではの醍醐味ですね。

実はビジョナリー読書クラブには著者さんもたくさん加入されてます。

著者のみなさまが口を揃えておっしゃっていただけるのは、

『自分の著書について宣言いただけるのはこのうえない喜び』

です。

今回、橋本夏子さんからもビジョナリー読書クラブへの加入の経緯だったりメリットであったりもお話しいただいてます。

宣言が聞けるのはすごくうれしいとお話しいただきました。

著者とも近づけるビジョナリー読書クラブ、気になる方はお試し参加もありますのでお気軽にお越しくださいませ。

③橋本夏子さんへの質問コーナー

最後に質問コーナーです。

チャット等にかかれたものからお答え等いただいてます。

どんな質問があってどんなお答えがあったのか‥。

それは参加者さまだけの特典とさせていただきますね笑。


参加者からの感想等

みなさまからいただいた感想の一部をご紹介します。

「女性の思考を言語化してくださったことで、自分の話し方を見直すきっかけになりました。男性の多い職場で、なぜ自分の案が響きにくいのかがわかり、今後は意識して提案してみようと思います。」

「双方向のやり取りが意識された進行がとてもよかったです。著者の配慮が伝わってきました。」

「本もセミナーも『そうそう!それそれ!』と共感の連続。でも仕事では活かせていなかったかも、と反省もありました。女性向けコピーを考えるときは、“共感”と“一歩踏み出す”がカギだと気づけました!」

「理屈より感覚で“好き”を選ぶタイプの人が、なぜそれを選んだのかを言葉にするってすごく大事。それができると、理性的な人ともバランスが取れるんですね。」

「広告を見るときの“感性のアンテナ”が立ちました。自分が何に反応しているのか、もっと分析してみたくなりました。」


初めての方限定【初めてのビジョナリー読書会】のお知らせ

ビジョナリー読書クラブでは、初めての方限定・無料の読書会を毎週日曜朝7時から開催しています。

スタッフがしっかりフォローしますので、「興味はあるけど不安…」という方も安心してご参加いただけます。

ご参加お待ちしております。

リンク
https://visionary-reading.com/first-visionary/

文:川合 健一(ビジョナリー読書クラブ代表)