開催レポート【「このままで終わらせたくない」── 50代からの“これから”を見つけるイベント】

こんにちは。ビジョナリー読書クラブスタッフの西沢英也です。

2025年8月31日(日)、『「このままで終わらせたくない」── 50代からの“これから”を見つけるイベント』を開催しました。

今年に入って4回目となる本イベントには、50名近くの方にご参加いただきました。
改めまして、心より御礼申し上げます。

それでは、当日の模様をご紹介いたします。

イベント概要

【①杉本輝美さんによるワーク】

読書クラブの仲間であり、著者でもある杉本輝美さんを講師にお迎えしました。

ご著書『退職か、続けるか、50代からの“これから”を考える本』をベースにしながらも、
今回は書籍には載っていないテーマ「今の会社に残るという選択」を取り上げ、
自分自身とじっくり向き合うひとときとなりました。

「50代からのこれからを応援し、一緒に歩んでいく人でありたい」
そんな杉本さんの想いを受けて、参加者の皆さんは自分の心と丁寧に向き合っていました。

ワークの中心は、杉本さんが投げかけてくれた「6つの問い」。

それは、仕事でふと感じる小さな「イラッ」から始まり、
自分の願い、自分らしさ、そして歩んでいきたい人生へと掘り下げていく内容でした。

問いに答えていくうちに、参加者はそれぞれの「本当に大切にしたいモノ・コト」に気づきを得ていました。

私自身も、ワークを通じて「自分の軸」を改めて確認することができました。
ずっと大切にしてきた思いがやはり自分の中心にあるのだと実感し、
これからの歩みを支える確かな手応えを得ることができました。

参加者の声:
・ガマンしていることに改めて気づいた
・人間関係の経験から、“対等な立場”を大切にしていることに気づいた
・次にどう進むべきか整理できた
・穏やかに生きたいという自分の願いを発見した

杉本さんからは一人ひとりに温かいフィードバックがあり、
新しい視点を得ながら自分の“これから”を見つめ直す時間になったようです。

ちなみに書籍では、転職・副業・起業・趣味など、多彩な選択肢についてさらに多くの問いが紹介されています。
今回のワークと合わせて読むことで、より一層考えが深められますね。

②ビジョナリー読書クラブの紹介と読書会ワーク

続いて、ビジョナリー読書クラブ代表より活動のご紹介をしました。

読書会では、本からの引用、そこからの気づき、そして今後の行動を「ビジョナリー宣言」として発表。
その後、参加者同士でフィードバックをする流れです。

今回は杉本さんの著書から一節を引用し、実際の読書会スタイルで進めました。

(引用)

退職後、すぐにお客様を獲得して独立起業された方でした。
その方は、「爽やかな自信」を身にまとっておられたように感じました。
…(中略)…
それは、何かというと、「ちょっといいな」と思ったことを試す「余裕」です。
成熟した中高年の皆さんだからこそ持てるもの、それが「余裕」ではないでしょうか。

(気づき)

「余裕」とは、自分にとって「スペース(余白)があること」。
今回のイベントを通じて、自分の“これから”を考えるための「スペース」をもらえた。
自分と向き合う時間を持つことが、結果として「自信」につながるのではないか。

(宣言)

待つのではなく、自分から考える「スペース」をつくっていく。

参加者からのフィードバック:
・余裕のない自分のあり方に気づいた。スペースをつくることで“これから”のヒントにしたい
・「スペース」を持って生きることで、楽で前向きな気持ちでいられそう
・今回のイベント自体がまさに、この「スペース」となる時間だった。素晴らしいコラボレーション!

このように、本を介して考えを深め、仲間に宣言し、応援してもらう。
そのサイクルが、確かな一歩を踏み出す力になりますね。


参加者の声(アンケートより抜粋)

参加者からいただいた感想の一部をご紹介します。

・6つの問いに答える中で、自分の軸を言語化できた

・夫の定年後を考えるタイミングで、とても参考になった

・普段は話せない深い悩みをシェアできて貴重だった

・自分の感情に気づき、視野が広がった

・一人で読むのでは得られない発見があった

・このイベント自体が、自分にとっての“スペース”になった

多くの方が「自分のこれからを考えるきっかけになった」と振り返ってくださいました。


初めての方限定【初めてのビジョナリー読書会】のお知らせ

ビジョナリー読書クラブでは、初めての方向けに「初めてのビジョナリー読書会」(参加無料)を毎週日曜朝7時に開催しています。

安心できる雰囲気づくりを大切にしていますので、
「興味はあるけれど不安…」という方もお気軽にご参加ください。

詳細・お申込みはこちら
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文:西沢英也