オードリー・タン
2020年12月1日
プレジデント社
Amazonリンクはこちら

台湾のコロナ対策の功労者として日本でも有名なオードリー・タンさんの書籍です。
コロナ対策から、デジタル、AIと、テーマは変われど「オードリー・タンさんの世界」が繰り広げられる、読後は何とも爽やかな感覚を満喫できる書籍です!
そんな世界を感じる1節をご紹介します。

何事もそうですが、強いプレッシャーの下で競争を強いられると、相手に丁寧に接する余裕がなくなります。つまり、自分の精神の安定が失われてしまうのです。それは資本主義社会における競争原理の弊害とも言えるでしょう。自分の精神が健全で安定していれば、自然とスマートで礼儀正しい人間になれる。そういう余裕のある社会を台湾は目指しています。そのためにデジタルを積極的に有効活用していこうとしているのです。

第一章「AIが開く新しい社会-デジタルを活用してより良い人間社会を作る」より

アナーキストとしての私はどんな場面であれ、「権力や強制といったものをどのように平和的に変換させればいいのか」「皆がお互いを理解し合った新しいイデオロギーにもっていくにはどうするのがいいか」といったことに関心を持っています。

第三章「デジタル民主主義-国と国民が双方向で議論できる環境を整える」より

日頃、課題に頭を悩まして、ストレスフルな生活を送っているビジネスパーソンの皆さんにとって、それぞれの課題に合った気付きと勇気を得られる、そんな書籍になるのではないでしょうか?

レビュアー

杉本輝美

頑張って働く会社員です。