藤田勝利
日経BP
2021年4月8日
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本書の著者はドラッカー経営大学院で生前のドラッカーの講義も受講した方です。たびたび引用されるドラッカーの言葉は、著者の卒業後の経験でより一層鮮明なものとなり、本書では厳選されたものだと感じます。
また、そのドラッカーの言葉を著者は分かりやすく事例を踏まえて語りかけられています。考えながら読めて、府に落ちる経験を何度も味わえます。

本書はマネジメントとは何か?から始まり、セルフマネジメント、マネージャーが目指すもの、マーケティング、イノベーション、会計、組織とチーム、情報技術とコミュニケーション、と、全てをマネジメントと捉え、全体を繋げて語られています。

元々は2013年に発刊された『ドラッカー・スクールで学んだ本当のマネジメント』に昨今の世の中に合わせてリニューアルしたものですので、事例研究もリニューアルされているようです。
とはいえ、ドラッカーの根本的な考え方は変えていない本書はマネジメントとは何か?を考えて行動に移せる良書です。
マネージャーではなくても、人と行動するときの考え方を整理できる一冊です。

レビュアー

杉本輝美

頑張って働く会社員です。