LIMITLESS 超加速学習―人生を変える「学び方」の授業
著者 | ジム・クウィック 三輪美矢子(訳) |
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出版社 | 東洋経済新報社 |
発売日 | 2021年 01月 29日(金) |
推薦者:金原久美子
推薦者・金原久美子について
こんにちは、金原久美子と言います。
デジタルマーケの部署で人材開発の仕事をしています。
読書会には昨年11月から参加しています。
最近、参加ができておらず、今回ご紹介する本で習慣化できるようにしたいとおもいます。
今回、アワード委員会としてはじめての発表となり、緊張ですが、よろしくお願いします!
おすすめポイント
みなさんの中に、自分には難しいな、できないな、と思ってあきらめていることや習慣化したいけどできていないことがあるという方はいらっしゃいますか?
私は結構あります。
もう歳だし、今さらやっても時間もないし、などど自分の中で理由をつけてできていないことや習慣化したいのにやれないことがあります。
今回のリミットレス超加速学習という本書は、今お伝えしたように、やれていないことや諦めていることがある方、習慣化したいことがある方、今の自分をさらに高めたいと思っている方におすすめしたい本となっています。
まず、本書の冒頭を引用します。
制約や限界は思い込みに過ぎない、僕らは皆、大きな可能性を、無限のレベルの強さと知力と集中力を秘めている。そのスーパーパワーを解き放つ鍵はあなた自身の制限、つまりリミットを外すことだ
と書かれています。
この部分を読んだとき、なるほど、無意識のうちに自分自身に制限をかけてしまっているのかも、まだできることがあるのかもしれないなとワクワクしました。
この本はパート1から4まであり、さらにその中に15の章によって構成されています。
章の頭に問いがたっていて、さらに要所要所にやってみよう、と具体的に呼びかける課題も書かれているので、読みながら立ち止まって考えることができ、行動に移しやすくなっています。
さらに最後には超加速学習10日間プランも載っていて実践に移せるような内容になっています。
どのパートもなるほどなと思うことが多いのですが、私が特に印象に残ったのは第7章と9章です。
先に9章を紹介すると、9章は小さな習慣が人生を変えるです。
ここでは、小さく簡単なステップを繰り返す、悪い習慣は新しい習慣で上書きするといった項目があり、改めて習慣を見直し、すぐに実行できる内容になっています。
ここでは、私は読書の習慣について考えました。私は読書の時間を週末にまとめてしていたのですが、予定があったりすると読むことができないなど、あまり習慣とは言えない状況でした。
今回のこの章を読んで、小さなステップを意識して毎日少しの時間でもいいので、読むことを習慣化しようと決めました。新しい行動が習慣になるまで平均で66日かかると書いてあったので、コツコツとやっていきたいと思います。
次に7章は心に火を付ける目的を見つける
です。
その中の見出しの一つに
「モチベーションは理由から生まれる、人生で何をするにしろ、明確な理由なくして成果は得られない。」
とありました。
ここで、読書会に参加しているモチベーションについて考えました。
私が読書会に参加するのは、アウトプットによって読んだ本を深く吸収したいということと、読書会に参加すると他のみなさんからとてもよい刺激がもらえるという理由が参加するモチベーションにつながっているんだなと改めて感じました。
最後にこの7章のまとめの部分を引用します。
情熱を見つけたければ、新しいことを経験し、新しい環境に身を置いて何が自分の心に火を付けるかを見極めることが肝心になる。リミットを感じたり、見た目の悪さを気にしたりしていては、そうするのは難しい。だからリミットを手放してその経験を楽しもう。最初は居心地が悪くても、あなたを全く新しい人生の情熱や目的へ導いてくれるはずだ。
ここから、今回このアワード委員会に参加してこうして発表することについて考えました。
今回のこの機会は私にとって新しいことへの挑戦であり、情熱に導いていくれているのだ、と改めて考えることができたので、これからも楽しみながらいろいろなことに挑戦していきたいと思いました。
こんな人におすすめ
この本によって、習慣について改めて考える機会になり、情熱が呼び起こされ、行動に移したくなりますので、ぜひみなさんにもおすすめいたします。
- NEO HUMAN(ネオ・ヒューマン)
- 「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。