生贄探し 暴走する脳
著者 | 中野信子、ヤマザキマリ |
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出版社 | 講談社 |
発売日 | 2021年 04月 20日(火) |
推薦者:櫻井和博
推薦者・櫻井和博について
製造業で開発企画をしてます。
毎月、新刊を書店でチェックして、厳選したものを紹介します
おすすめポイント
足を引っ張りあう世の中にうんざりしている人におススメです。「自分が損してでも他人をおとしめたいという嫌がらせ行動」を「スパイト行動」と呼び、日本人は、スパイト行動が顕著とのことです。スパイト行動をとる人が多い環境をなるべく避けること、もし避けられないのなら、
相手の妬みを憧れに変え、自分を生贄にするよりも、生かして仲良くしたほうが得だと思わせられるようになるまで、自分を磨きぬかねばなりません。
48ページ
と本書では述べています。本書後半では、生贄探しをしてしまう人間の歴史が語られ、スパイト行動をしない、されないためのヒントを学ぶことができます。
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