「VRC年間アワード2022選考読書会」開催レポート
みなさん、こんにちは。
VRC年間アワード2022で初めて発表者として参加しました高村紀廣です。
2023年2月26日(日)にVRC年間アワード2022選考読書会を開催いたしました。レポートをお届けします。
VRC年間アワード選考読書会とは?
昨年1年間に発売されました新刊から、年間アワード選考委員会メンバーが「イチオシ書籍」を選定しプレゼンを行います。
事前公募した審査員と一般投票者によって投票を行い、選出された本をその年の年間アワードとして賞賛するものです。評価ポイントは以下3つの観点から。
- 自分が読みたい(主観的)
- 人に勧めたい(客観的)
- 社会的意義がある(社会的)
それぞれ5点満点、合計15点満点で評価していただきました。
VRC年間アワード2022選考読書会の開催
VRC年間アワード2022選考読書会は、2023年2月26日(日)朝8時半から開催されました。
候補書籍をプレゼンするのはビジョナリー読書クラブメンバーの9名。出版や書店、図書館など、書籍のプロではなく、それぞれ自分の仕事を持つ一般のビジネスパーソンです。
そんな9名が年間に読む書籍は、1,410冊。その中から各人が1冊を選んで読書会形式でプレゼンを行いました。
プレゼンは持ち時間6分という限られた時間で、それぞれの書籍に対する思いを発表し、他の発表者や審査員の方にフィードバックをいただきました。
今回からこの活動を広めるための一環で、審査員を公募いたしましたところ、エントリーされた書籍の著者さんにも審査員としてご参加いただきました。
著者さんから直接フィードバックいただけるという、素敵な読書会となり盛り上がりました。
発表された本はこちら
VRC年間アワード2022選考読書会で発表された本をご紹介します!(発表順)
No.1 GRATITUDE (グラティチュード) 毎日を好転させる感謝の習慣
著者:スコット・アラン
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン(2022/10/21発売)
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No.2 頭のいい人の対人関係
著者:犬塚 壮志出版社
出版社:サンクチュアリ出版(2022/12/22発売)
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No.3 ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために著者:ドリー・クラーク
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン(2022/7/22発売)
https://amzn.to/40zcrGK
No.4 限りある時間の使い方
著者:オリバー・バークマン
出版社:かんき出版(2022/6/20発売)
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No.5 1%の本質を最速でつかむ「理解力」
著者:山口 拓朗
出版社:日本実業出版社(2022/5/20発売)
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No.6 THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す
著者:アダム・グラント
出版社:三笠書房(2022/4/30発売)
https://amzn.to/3HwDjhP
No.7 「答えのないゲーム」を楽しむ思考技術
著者:高松智史
出版社:実業之日本社(2022/12/8発売)
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No.8 THE FORMAT
著者:石倉秀明
出版社:サンマーク出版(2022/11/05発売)
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No.9 YOUR TIME (ユア・タイム)4063の科学データで導き出した、あなたの人生を変える最後の時間術
著者:鈴木 祐
出版社:河出書房新社(2022/10/19発売)
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選考読書会の感想
発表者9名+審査員20名のみなさん、ありがとうございました!
わたしは今回初めて発表者に挑戦しました。何度も原稿を書き換え、いつもの読書会と違うので発表の練習もしました。準備万端で迎えたので、緊張はしていなかったが、他のプレゼンを聞くと皆さんうまくて、徐々に緊張してきました。 そうしているうちに私の順番が迫ってきます。「準備はやった。あとはやるのみ!」と言い聞かせ、プレゼンスタート。練習のようにはいかず、時間があっという間に過ぎていく。重要ではない箇所をカットし、なんとか時間内に収まった。フィードバックもいただけたことで、安堵の気持ちでいっぱいになりました。
プレゼンの結果は皆さんの投票に委ねるとして、やってみることで初めてわかることがあり、そこから得られた経験は何物にも代えがたいものでした。
挑戦できる環境やまわりの皆さんに感謝した時間でした。
審査員の感想
自分が読みたいのと社会的意義があると感じるのはイコールではないというところが面白い。そして、プレゼン(自分の大好き)を聞くというのは、とてもよいですね。みなさんの想いが心地よく届いてきました。
読んだことが無い本を全部読みたいと思います!
初めて参加しましたが、様々な書評を一度に聞く機会をいただき貴重な時間でした。読みたい本も多くあり、今後の参考にさせていただきます。
面白かったです。たくさんの本に興味深く感じました。
どれも読みたい本ばかりでした。積読増えそうですが、ビジョナリー読書クラブはそれを解消できる良き機会とも言えるし、私にとっては余計に積読を増やすといった麻薬のような存在でもあります。
アワードそのものへの興味よりも、読書がしたいという強い気持ちが出てくるというところが一番の効果だと思います。
企画を毎年続けてくださり、ありがとうございます。この取り組みを通じて、読者と著者が繋がり、本を購入する人が増えると良いことばかりになりますね。
自分一人ではきっと出会えないであろう本たちをたくさん紹介してもらえて嬉しいです!
様々な人から、自分が知らなかった新しい本や、興味を持っていたジャンルの本を教えてもらえることは、時間の効率化に非常に役立つと思いました。また、他の人がどういう観点からその本をおすすめしているかを知ることで、自分の読書に対する視野を広げることもできますね。
予想通り、全部の本を読みたくなりました!!!
今回アワードで紹介された本は興味のある面白そうな本ばかりでした。評価は難しいですが発表内容と主観的な感覚で判断しました。今回発表された本は是非読みたいと思っています。
今後に向けて
今後、審査員の評価と一般から広く募集するWeb投票の合計点で、2022年の大賞を決定し表彰いたします。
投票締め切りは2023年3月21日(火)
一般Web投票を募集しています。みなさん、ぜひ、投票にご参加ください。
ご自分で読まれてお気に入りの1冊がこの9冊の中にございましたら、ぜひ投票お願い致します。
まだ読んではないけれど、プレゼン動画、紹介文でこれは!と心揺さぶられる書籍がありましたら、ぜひ投票お願い致します。
結果発表は3月31日(金)予定です。
本ホームページとメールマガジンにて公表いたします。
お楽しみに!