開催レポート【年間400冊読む平野友朗の読書術~習慣の作り方】

みなさんこんにちは、ビジョナリー読書クラブ イベント企画スタッフの工藤正隆です。
2023年2月19日(日)「年間400冊読む平野友朗の読書術~習慣の作り方」と題してセミナーを開催しました。ビジョナリー読書クラブとして、久しぶりの有料オンラインイベント、60名を超える方々にご参加いただきました。
セミナー中は、質問や意見がチャット欄に沢山集まり、参加する皆さんの関心が高い事が伺われました。セミナーの詳しい内容は割愛し、参加者の皆さんの意見や質問を中心にレポート&初めての方限定『初めてのビジョナリー読書会』のご案内をいたします。
 

目次

  • 年間400冊読む平野友朗の読書術~習慣の作り方
  • 参加者の「本日学びたい事」
  • 参加者からの質問
  • 参加者からの感想
  • 目的を持って読書をしよう
  • 私が読書習慣を身につけたいと思ったきっかけ
  • 誰でも読書習慣を手に入れる事ができます!
  • 初めての方限定【初めてのビジョナリー読書会】のお知らせ

 

年間400冊読む平野友朗の読書術~習慣の作り方」

今回は年間400冊以上を数年に渡って読み続けておられる平野友朗氏。読むジャンルは、文章術、時間術、仕事術、マーケティング、経済、経営、心理、数学などのビジネスに関わる事や、料理やクジラの解剖などの趣味や興味関心の分野まで、実に多岐にわたります。

セミナーの主な内容は

  • 効率的かつ効果的な本の読み方
  • 速く、たくさんの本を読むコツ
  • 読んだだけで終わらせず、身になる読書術
  • ビジネスや日常、人生に役立つ本の選び方と読み方
  • 読書で人生を変える方法

講師である平野氏からの具体的且つ実践的な方法となぜそれに至ったのかを実体験も含めてお話いただきました。また、参加者からの質問にも随時答えるかたちで進行しました。
 

 

参加者の「本日学びたい事」

本を読むのときもセミナーに参加するときも、「目的」をもつことが大事。参加者のみなさんに本日の参加目的、知りたいことをお聞きしました。

  • たくさん本を読めるようになるには
  • 早く読めるようになるには
  • 本を選ぶ基準、選び方
  • 読書の時間の作り方
  • 読書習慣を身につけるには
  • 頭にのこる身になる読み方、行動に移すコツ
  • 平野さんの本の読み方

などなど、人それぞれでした。
 

参加者からの質問

質問コーナーでは、予定時間を超えてたくさんの質問が集まり、平野さんから丁寧に答えていただきました。
 

Q.読書する時「集中の工夫」はありますか?

A.のんびりした気分で読む事が多いです。ですが、スマホの通知を切ったり、画面を伏せたりと、邪魔が入らない工夫はしています。
 

Q.電子書籍に比べて紙の本の割合は何%くらいですか?

A.30〜40%くらいです。献本いただく本も多いので。特に新しい紙の本は匂いも好きなので、もう少し多く読みたいです。
 

Q.頭の中で音読してしまって読むのが遅い。早く読むコツを教えてください。

A.普段、仕事のメールを読み返信するなどの数が多すぎて、いつのまにかテキストではなく「単語」や「かたまり」を見て理解するようになっていました。メモが上手に取れる人とそうでない人の違いも同じと感じています。メモが上手に取れない人は聞いたことを一字一句写し書こうとする傾向にあります。何を言っているのか、単語を拾うと、早く正確にメモを取れるようになれます。
 

Q.全てが大切に思えてしまい、マーカーだらけになってしまう。素早く本質を見極める方法を教えてください。

A.マーカーを引くことが目的になっていませんか? 私はマーカーは基本引きませんが、引くとしたら「読み返したい部分」に引きます。
 
 

参加者からの感想

セミナー終了後、わかった!腑に落ちた!よかった!という感想をたくさんいただきました。一部を抜粋して紹介します。

「本を読む人生でよかった」からはじまるセミナーを、ワクワクした気持ちで参加させていただきました。「目的を明確にしないと得るものが小さい」にハッとしました。なんにでも当てはまることだと感じました。気負いすぎず、楽しい読書の時間を増やしていきたいです 。

すぐに実行できる読み方を学べました。「読む目的を持つ」「自分にとって役立つ情報を抜き出す」まずはこの2つから始めます 。

読書の目的を見失ってました。要約するように読むことに挑戦して、年間100冊読書を実現したいです

読みたい本がたまり積読が増えて困っていました。本日の学びを実践して、月に10冊目指して楽しみます!!また、読書会も検討したいと思います。

これまで効率の悪い読書だと思いながらも、どこをどう変えたらよいかわかりませんでした。平野先生のご講義でやり方がわかりました 。まずはやってみます。効率の良い読書ができるような気がしてきました。これまで年間約30冊だったので、まずは100冊を読みます!

今、知りたいことをドンピシャで聞くことができ、有意義な2時間でした 。

アウトプットを前提とした読書をして実践していきたいです。理解にこだわりすぎず、読み進めようと思いました。

目的をはっきりさせ、それを達成出来ればOKというお話が凄く腹落ちしました。

 

目的を持って読書をしよう

多読できるようになりたい、読書の習慣を作りたい、読書した内容を仕事に活かしたいなど、読書する目的は人さまざま。平野氏は「読書は目的を持って読まなくてはならない」と語られました。その理由は、目的を持つ事で本を読む事に集中する。集中する事によってインプットする事ができるから。さらにインプットした内容を「発表」というアウトプットをする事で、本をただ読んだという事に終わらせず、仕事や生活の行動に変える事ができます。
 

私が読書習慣を身につけたいと思ったきっかけ

私が読書習慣を手に入れようと思ったきっかけは、子育てにあります。ボランティア活動で絵本の読み聞かせをしていた事もあり、我が子には本を沢山読んで欲しいと思っていました。ですがその活用で知り合った方から「読書習慣がある子どもは、すべからく親が読書習慣がある家庭だ」と聞き、自分が身につけなくては子どもの習慣にならない事を知れました。「親の心子知らず」ではありますが、子どもたちは本や教科書をめくるのは苦ではないようです。読書会で発表するという強制力を上手く利用し、平野氏ほどではありませんが月10冊は読了しています。読書習慣を身につけ、仕事や生活の質を上げる事ができています。
 

誰でも読書習慣を手に入れる事ができます!

ビジョナリー読書クラブは毎週日曜日朝7時から開催。また不定期ですが平日夜にも開催し、月に7回参加する機会があります。その7回全てに参加しなくてはならない、という意味ではなく、7回のうちどれかに参加して読んだ本をアウトプットしてしてみませんか?発表いただいた内容にはメンバーから、自分では気が付かなかった面や視点のフィードバックがあります。これが読書をより深める事にもなります。また、共通の選書をする会ではなく、自分の好きな本を発表する場なので、自分では選ばない本に出会えるのも魅力の一つ。全く違うジャンルでも何かしら気付きがあるものです。
 

初めての方限定【初めてのビジョナリー読書会】のお知らせ

ビジョナリー読書クラブでは、初めての方限定「初めてのビジョナリー読書会」(参加無料)を毎週日曜7時に開催しています。スタッフがフォローし、はじめの一歩を応援します。また安心な場づくりを心がけています。「興味があるけど不安もある」という方も、安心してご参加ください!