LIFE SHIFT 2──100年時代の行動戦略
著者 | アンドリュー・スコット、リンダ・グラットン |
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出版社 | 出東洋経済新報社 |
発売日 | 2021年 10月 29日(金) |
推薦者:吉良健一
推薦者・吉良健一について
大阪から参加のきらけんこと吉良健一と申します。
プロジェクト収支管理のソフトウェア会社にて、既存顧客向けソリューション営業をしています。
物事をReadし引用、気づき、行動でアウトプットするLeaderアウトプットリーダーです。
月10冊の目標で、ビジネス書中心に読書を行い、読書会にて宣言をしています。本活動を通じて新刊への感度を高めたいと思い参加しています。私の気づきがビジネスパーソンの小さな力になるように活動いたします!
おすすめポイント
要約
本書の著者は、2016年「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略」にて、人生が100年時代になり、3ステージからマルチステージになったと記されました。この本は、前作を踏まえて、変化する世界で成功するための行動を示しています。
キーワードは、物語、探索、関係の3つです。
物語とは、自分の人生のストーリーを紡ぎ、そのストーリーの道筋を歩むことです。
探索とは、学習と変身を重ねることにより、人生で避けて通れない移行のプロセスを成功させることです。
関係とは、深い絆をはぐくみ、有意義な人間関係を構築して維持することです。
本書のメッセージは、誰もが社会的開拓者として、新しい社会のあり方を切り開く覚悟をもつ必要がある。です。
5つの行動指針を挙げています。
- 先手を打つ
- 将来を見据える
- 「ありうる自己像」を意識する
- 可変性と再帰性を意識する
- 移行を受け入れる
(5つの行動指針の後の箇所を引用します)
ここに挙げたのは個人の行動指針だが、人生を通してあなたがどれくらい人間として花開けるかは、ほかの人たちとの関係にも大きく左右される。人は独りぼっちでは社会的開拓者になれない。それに、人生に一貫性と安定をもたらすうえで、深く強力な人間関係が果たす役割はきわめて大きい。しかし、そうした人間関係は放っておいて生まれるものではない。互いに対して責任を負い、信頼関係を土台にしたオープンな会話を重ねる必要がある。もっとも、それだけではまだ十分でない。家庭やさまざまなコミュニティで、世代間の良好な関係をはぐくむことが不可欠だ。そして、長くて移行の多い人生における重要な要素として、生涯にわたる人間関係を織り込む必要がある。そこでコミュニティとの新しい関わり方を見いだすことが重要性を増す。大勢が声を合わせて訴えてはじめて、私たちの人生に大きな影響を及ぼす組織や機関に耳を傾けさせることができるからだ。
サブタイトルに、「100年時代の行動戦略」とあるように、長寿の時代を生きるヒントが詰まっている点です。
読後感
長寿に対し漠然とした不安をもっていましたが、本書を読んで、チャンスに満ち溢れた時代を生きていると前向きになりました。
引用箇所にあった「信頼関係を土台にしたオープンな会話」とは、まさにビジョナリー読書クラブの読書会にて実施されていることだと思いました。
こんな人におすすめ
今の時代を生きる全ての人に是非、行動してもらいたいです。 その第一歩として、投票にて、感想・フィードバックのコメントをいただき、オープンな会話を始めてください!
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