【VRC年間アワード2022】結果発表

VRC(ビジョナリー読書クラブ)年間アワード委員会です。

「VRC年間アワード」とは、新刊を積極的に読んでビジネスパーソンにお勧めする本を選出し、その年に発売された本の中からアワードを決め、賞賛する活動です。より多くのビジネスパーソンに良書を届け、ビジョン実現のきっかけになることを目的としています。

ビジョナリー読書クラブのメンバー9名が、2022年1月〜12月に発売された新刊の中からイチオシの推薦書籍を選び、2023年2月26日「VRC年間アワード2022選考読書会」にて読書会形式でプレゼンし、審査員20名による評価投票を行いました。(※「VRC年間アワード2022選考読書会」の動画はこちら

続いて、一般の方による1人1票のweb投票を2023年2月26日〜3月21日に行いました。(※web投票の詳細はこちら

2023年3月21日に投票を締め切り、集計し、審査投票とweb投票の合計点から順位が決定しました。
では、発表します。

第 1 位:『1%の本質を最速でつかむ「理解力」』

著者:山口 拓朗
出版社:日本実業出版社(2022/5/20発売)
https://amzn.to/3l9kklY

審査員のコメント

「理解の箱」という概念が理解できると、理解力が上がりますよね。人と話をしていて「持っている箱が違うなぁ~」と感じることもあります。

「理解したつもり」の壁を乗り越えて深みへと踏み込む力。インプットからの推測力。読書会でもインプット後の解釈は千差万別で面白いなぁ、と感じている。ただ、気づきと理解は違う。理解するためには、推測力が必要なのかと感じた。自分の新しい習慣「自分ごととして書き出す」素晴らしいです。

理解力が上がるヒントがあるのかなと思いました

理解するにはインプットした後にアウトプットする、その量が増えれば増えるほど理解のスピードが上がるのですね。推薦者がイチオシした理由の一端がわかった気がしました。

やはり経験の積み重ね(理解の箱)は重要なのですね。多くを経験していたり年を重ねている方は尊敬に値するなぁと思っています。

人に伝わりづらい、人の発言や文章を誤解していることが多い。この本で解決する可能性がある。

「理解の箱」を多くして、物事を多面的に捉えたいですね! 「理解したつもりの壁を乗り越える」大切さを思って、うんうんとうなずきながら聞いていました!

この本には、1つの情報に対して複数の角度からアプローチすることによって、より深い理解を得ることができるということが書かれているようです。実践的なヒントが得られたり、科学的な知見も取り入れられているところに興味をひかれます。

深みへ踏み込む、良かったです。

理解力の低い私には、タイトルだけで魅了を感じる本です。「ものごとを多面的に捉え、書き出してまとめることが習慣になった」話は、非常に説得力がありました。既にある理解の脳内ライブラリの活性化をする理解の箱のスキーマを、理解したくなりました。

理解力、コミュニケーション、行動に悩みを持つ現役のビジネスマンにお勧めの本だと思いました。

「理解」ができると、コミュニケーションも円滑になり、交渉もスムーズにいき、世の中が平和につながると感じました。

第 2 位【審査員特別賞】
『YOUR TIME ユア・タイム 4063の科学データで導き出した、あなたの人生を変える最後の時間術』

審査員20名の評価点の合計が一番高かった本です。

著者:鈴木 祐
出版社:河出書房新社(2022/10/19発売)
https://amzn.to/40GzNKy

審査員のコメント

「時間感覚」という考えは腑に落ちますね。時間術を提供している身としては、ちょっと耳のいたい話です(笑)この本を読み終わっていないので、すぐに読んでみたいと思います。

「時間不足を根本から解消」というワードはやはり気になりますね。「時間術を駆使する・効率を気にする・マネジメントする発想」すべてNGというのは面白い。「万人に効果がある時間術はいまだ見つかっていない」これはその通りだと心底思います。向き不向きあるのはあたり前。「時間感覚を書き換える」はすごくしっくりきました。最近感じていることが書かれている気がしていて、すごく興味が沸きました。答え合わせしたい気分です。

私も「時間術における3つの真実」を読んだ時はビックリしました。時間術(時間をどう使うか)よりも、予期と想起に焦点を当てて時間感覚を意識したいと思います。

時間の効率化を考えると非効率となる、時間間隔の違いなど、興味深い内容だということがよく理解できました。

時間感覚が大切、予期と想起のズレに個体差があるという説明になるほどと思いました。 ワークは苦手なのですが、チャレンジしてみたいです!

この本を読めば、人生で有限な時間を最大限に活用するための具体的な方法を知ることができることを期待します。経験や調査データに基づく内容であればすぐに実践に移すことができそうだと思いました。

いろいろなタイムマネジメントのノウハウ本がある中、「万人に効果がある時間術はない、なぜならば時間感覚には個体差があるから」は、神髄だと思いました。「時間マネジメントは根本的に無理」という言葉は、いつも計画通りにできずに自分にダメ出ししていた私をほっとさせてくれました。人生の満足度を上げる究極のメソッドを、ぜひ読んでみたいと思います。

科学データから導き出した最後の時間術、これだけで読みたくなります。時間に対する3つの真実も興味あります。自分の特徴を知る自己診断フレームワークも気になりますね。是非読んでみたい本です。

万人に効く時間管理術はない?一人ひとり異なる?正解を求めていたので、少しショックを受けました。膨大なデータがありとても説得力がありました。

時間は感じ方が違うので感じ方が変わるのかなと思いました。

読みました。とても良い本です。少し難しい感じでした。

第 2 位『限りある時間の使い方』

著者:オリバー・バークマン
出版社:かんき出版(2022/6/20発売)
https://amzn.to/40w4phv

審査員のコメント

時間を有効に使うためには、まず自分自身の価値観や優先順位を明確にし、そこから日々の行動を決定することが重要だということを学べる本だという気がしています。仕事やプライベートなど、複数の領域に分かれている人生の中で時間を上手く使うための具体的なテクニックが紹介されていると嬉しいですね。時間管理に苦手意識を持っている人に重宝される内容なのではないでしょうか。

逆説的な問いからスタートしたプレゼンは、いきなりハッとさせられました。効率化を目指して仕事をしてきたけれど、最近はスペースも大事、効率的でないことも必要、と感じていたところだったので、本の内容に興味がわきました。お嬢さんとのエピソードに心温まり、この本から人生における大切なことを学ばれたのではないかと感じました。

生産性の罠に陥らないようにしたいですね。時間の使い方、時間を使わないことなど、本当に有意義な本ですね。4,000週間と言われると衝撃ですね。

『限りある命の使い方』と考えて聞いていたら、4千週間の重みを感じた。生産性をあげる、とは何でもかんでもではなく、本当にやるべきことを見極めることをしっかりやらなくては、と思わされた。(生産性の罠)「何に一番時間を使う?」これを問うたときに、「丁寧な生活」だったので、そこに通づる生き方をしようと思います。

この本は、私の2022年のイチオシでもあったので、発表してくださって嬉しかったです。生産性の罠に陥らないように、今を大切にします。

生産性という視点ではなく、やるべきことやらなくていいことに注目していくという視点が重要だと気付きました。

いかに時間を使わないか?を考えて効率化を図るのって、大事だと思います。 限界を受け入れることも必要だと思いました。

生産性は罠なのだ。タイムマネジメントの本ではない。残り少ない人生で何に時間を使うか?考えさせられる本でした。

「どうでもいいこと」をしていないか?本当にしたいことは?を考えるきっかけになり、 大きな気づきになりました。

時間に関する考え方が良い面で更新できそうです。

第4位『GRATITUDE 毎日を好転させる感謝の習慣』

著者:スコット・アラン
出版社:ディスカバー・トゥエンティワン
(2022/10/21発売)
https://amzn.to/3HZ4PWA

審査員のコメント

「この本を読むまではわかっているつもりだった」という言葉が重く、ぜひ読みたいと冒頭すぐに感じました。エピソードトークも説得力があり、「自然と出てくる感情」という言葉が印象的。「劇的に変わる」自分もそうなれたら本望。試したいです。

感謝の習慣を身につけているつもりでしたが、出してくださった例の場合、私もすぐには感謝できないかもしれないと思いました。今後「??」と思うような出来事に直面した時でも、相手の行為について感謝することを意識します。ありがとうございました。

自然と感謝の気持ちがモテるなんて、とてもステキですね。目からウロコが期待できそうでした。

感謝って、本当に大切だと思うので、不平不満だらけの人がいたら、勧めてみたいです! 勧めるためにも、まず読んでみたい!!!

自分自身が幸せになるために感謝の気持ちを持つことの重要性を教えてくれる素晴らしい本だと思いました。著者の提案する習慣を実践することで、日常の中で感謝の気持ちを育み、自分や周りの人たちに幸福感を与えることができるのではないか。また、感謝の気持ちが人間関係や仕事にもきっと良い影響を与えるに違いなく、人生を豊かにするために必読の書籍となりそうです。

理由を明確にすることと、損得・メリットを全面に出すことで左脳派の方には響くメッセージなのではないかと感じました。「感謝しなさい、と言われるのはなぜなのか、知ってますか?」の問いかけと「習慣になっていない」のご自身の気づきのシェアに興味をひかれました。

感謝の意義・大切さは分かっているようで、どのようなシチュエーションでも習慣化できているか、確かに考えさせられる。

書店でチラッと読んで、とても良い本だと思いました。読みたいです。

感謝するから幸せになれる。と感じました。習慣が大切だとプレゼンをお聴きしわかりました。みんなが感謝でき、満足すると、争いがなくなり平和になると感じました。

習慣化に興味深く感じました。

感謝の効果や習慣の身に着け方を知りたいと感じました。

感謝の習慣というのは、本当に深いはなしですね。

第 5 位『頭のいい人の対人関係 誰とでも対等な関係を築く交渉術』

著者:犬塚 壮志
出版社:サンクチュアリ出版
(2022/12/22発売)
https://amzn.to/3DDYygA

審査員のコメント

「誰とでも対等な関係を築く交渉術」という言葉がわたしには刺さりました。推薦者が現場で「そういうことか」と腹落ちしたという言葉も説得力があった。「闇」と「熱量」ターゲットをしっかり言語化してくれたのも良いと感じました。そこで、気になるけど……という葛藤がなぜか生まれました。でもやっぱり気になる……。

私こと営業職としては身につけたいスキルがたくさんありそうで、辞書読みとしても良さそうな常に手元においておきたい本として期待できると思いました。

相手を尊重し、信頼関係を築くための方法が理解できるのではないかと思いました。誰とでも円滑な関係を築くためのヒントが得られると嬉しいです。人間関係を改善したいと思っている人には非常に役に立つ内容が記されているのではないでしょうか。

この本も、バリバリの左脳派のビジネスパーソン向けの本という印象です。原稿を読んでいる様子の方が多い中、自分の言葉で熱く語っていらしたのが好印象で、想いが伝わってくるプレゼンテーションでした。「戦略的にアイスブレークができるようになった」というフレーズと、「メタ認知、アハ体験できるようになる」というコメントで、読んでみたい気持ちになりました。著者の方から裏話をお聞きできたこともラッキーでした。また、謙虚な感想にも好感を持ちました。

書籍の対象者が交渉弱者ということなので、自分のための書籍と感じました。なので、購入して拝読します。 交渉がスムーズになると、生きやすくなると感じました。 書籍のタイトルに『頭のいい人の〜』とついているのが、オススメしずらいです。

推薦者の発表からは本に対する親密度合いを感じました。また著者さんからのフィードバックは貴重ですね。新鮮でした。ありがとうございました。

人生の悩みのほとんどは対人関係と言われるように、現場で役立つ実用的な内容の本であると思った。

対人関係に苦労して損をしたら舐められたりすることがあるので、ぜひ読んでみたい本です。

対人関係で悩んでいる人は多いと思うので、必要になる人は多いと思います。

第 5 位『ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために』

著者:ドリー・クラーク
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン(2022/7/22発売)
https://amzn.to/40zcrGK

審査員のコメント

「今、自分にとっていちばん意味のあることをするために」という言葉は、重いですね。「馬鹿げた目標は今だから馬鹿げて見える」これも胸においておきたい。ただ、ロングゲームにはあまり心が揺さぶられなかったのは、なぜだろう?(目の前のことを大切にしたい気持ちが強すぎる自分を見つめ直しています。だからとても感謝しています)

人生における目標に向かって、日々行動するためのヒントを提供してくれる書籍なのではないかと思いました。将来に向けたビジョンを持ちたいと思っている人には非常に役立つ一冊ではないかなと想像しています。

人生後半戦をどう生きるか、数年先の定年を前にした私にピッタリはまる内容でした。誤解を恐れずに言えば、情報過多でスマホの世界に侵されている現代人に必要とされる本ではないかと感じました。あえて極端なバカげた目標を立てたくなるのか?ぜひ、読んで確かめてみたいです。

定年退職したあとの人生も考えるって大切だと思います。 引用部分が納得できるものだったので、聞いていて読みたくなりました!!!

長期的な視点で人生を考える、人生の長期戦略を考える、自分にとって意味のあることをする。是非読んでみたい本である。

長期で考えることは大切だと感じました。 ビジネスにおいて目先の利益だけでなく、長期で考える企業が増えることを願います。

この先、10年、20年を考える上でこの本を活用します。

今後の人生のビジョン作りに参考になりそうです。

長期的な視点に立った良書のように感じます。

おすすめポイントがぎっしり詰まっています

第 7 位『THINK AGAIN発想を変える、思い込みを手放す』

著者:アダム・グラント
出版社:三笠書房(2022/4/30発売)
https://amzn.to/3HwDjhP

審査員のコメント

学ぼうとする4つ目の姿勢が大切とはその通り。考えるのが得意な人ほど、再思考が難しい。読んだことがあるが、ここが印象深かったことを思い出しました。自信と謙虚のバランス。考えとアイデンティティを分ける。これが今の私のテーマでもあるので、刺さりました。

「発想を変える、思い込みを手放す」は、予測のつかない不安定な時代に生きる私たちが、新たに身に着けるべき技術だと考えます。組織心理学に非常に関心があり、学んでいるところでもあるので、著者にも非常に興味をひかれました。①分ければわかる、②核心と謙虚さのトレードオフ、という具体的なノウハウのチラ見せも効果的でした。

「知っているつもりがもたらす知的な怠慢」というフレーズにドキッとしました。「それは本当か?もう一度考えてみろ!」と言われた気がします。読んでみます。ありがとうございました。

人間の思考には多くの思い込みがあり、それにとらわれることで誤った判断をしてしまうことがありますが、それを回避する具体的な方法を知ることができそうです。自分自身の思い込みに気付くことはなかなか難しいことなので、思い込みなんてしていないよ、という人にこそ役立つ内容なのではないでしょうか。

考える力って本当に必要ですね。謙虚さも大事。また読み直してみたいと思います。

振り返ることの重要さを感じました。また、推薦者の理解の箱の豊富さには圧巻でした。

深く考えることの大切さを感じました

思考と再思考、確信と謙虚さの関係について考えさせられます。

考えるのが得意な人ほど再思考が難しくなる、確信が強すぎると謙虚さに欠け、謙虚さが強すぎると確信が弱くなる、バランスが大事という旨の説明に、なるほどなと思いました。

少し難しく感じますが、読んでみたいです。

バランスの大切さ、良かったです。

プレゼンをお聴きし、とても素晴らしい書籍と感じましたが、書店で手にとりましたところ、分厚すぎて、私自身が読むことを諦めました。プレゼンをお聴きし、発想を変え思い込みを手放す。ということは大切で社会的に意義があると感じました。

第 8 位『「答えのないゲーム」を楽しむ思考技術』

著者:高松智史
出版社:実業之日本社(2022/12/8発売)
https://amzn.to/3HC1efA

審査員のコメント

「理解ドリブン」「暗記ドリブン」をもっと知りたいと思いました。答えがないから、自分なりの回答を見つける力は必須ですね。買います!

「正解のない物事に対して、どのように考え筋道を立てていくか」気になる言葉。ゲームという表現も気になります。「考えるために暗記する」この視点は新しかったです。理解と暗記のベースは違う。目に見えない答えを考えるときは、暗記が大切。なるほど。暗記は知識とも言えるが、圧倒的に足りてない自分がいる……。なんでも調べたらすぐに出てくる世の中ですが、自分の頭に入れておくことも大切だと思わされました。「暗記ならできる」という言葉がすごいです。私は自信がないですが、がんばります。

答えのないゲームは、考え始めてもすぐに止めてしまうことが多いです。きっと楽しんでいないからですね。考えることを楽しみます。

とかく否定的の受け取られる「暗記」ですが、幕末から明治の偉人は皆、暗記したといいますよね。これも理解の箱を増やすということなのかなぁと思いました。

答えがあるという思い込みによて思考が阻害されているのなら、まずは暗記をして蓄積してから思考力を伸ばすということなのだと思います。

これからは、答えのない問題を考えられる力が必要になってくると言われているようです。 ここに出てくる「暗記」がどんなものなのか? 暗記が苦手なので、気になりました(笑)。 暗記の先に理解があるのか?というフィードバックの答えも、本読んだら分かるかな???

現代社会においては、答えのない問題の方が多く存在しています。そのような問題に直面した際には、単純に答えを求めるのではなく、独自の視点やアプローチで問題解決に挑むことが必要だと考えていますが、自分の考えをアカデミックに整理したいときに役立つ本ではないかと思いました。

暗記ドリブン、響きました。「赤尾の豆単」しおりからの引用、人は忘れる動物である。忘れる以上に覚える事である。It is a common human failing to forget.Therefore, we must strive to remember more than what we forget.

なんのてらいもない素直な自己紹介からはじまり、しっかりとした構成ながらも自然な流れで話が進み、誠実なお人柄が伝わってくる、私の中では一番のプレゼンでした。さりげなく読書会の社会的価値をPRされていたことも、俯瞰された視点が素晴らしいと感じました。考える力をスキルとして身に着ける具体的な方法を知りたくなったとともに、本のタイトルを理解すべく、読んでみたくなりました。

自分で考えることの大切さ、何かを修得するには理解ドリブンより暗記ドリブンが大切など気づきの多い発表でした。

「答えがない」ということが印象に残りました。答えがないことに対して、答えを求めてしまっている自分自身に気づきました。

技術力はあげらるのだなと思いました

第 9 位『THE FORMAT』

著者:石倉秀明
出版社:サンマーク出版(2022/11/05発売)
https://amzn.to/3Y73Hpp

審査員のコメント

いつも通りわかりやすい発表でした。この本は、買うつもりが無く放置していたのですが、発表を聞いてほしくなりました。フォーマットって重要ですね。

まず、装丁から入るところが、推薦者さんらしくて素敵だな、と感じました。「書くことをフォーマットする」「行動をフォーマットする」「人生をフォーマットする」。「何を書けば伝わるか?」 を知っていること。「何を書けば伝わるか?」二度メモしたくなるほど大切なワードとして胸に刻まれました。フォーマットは活用次第なのかなと感じました。

決められた型があると考える時間が節約出来そうです。

「書くことをフォーマットする、行動をフォーマットする、人生をフォーマットする」という宣言が格好良いと感じました。ブックビレッジ、素敵ですね。ありがとうございました。

型(フォーマット)あれば、伝えやすいし伝わりやすい。コミュニケーションの重要ファクターなのでしょう。

型にはめることで思考の整理ができるということがグッときました。

臨機応変でない型通りの対応というのが好きではないのですが、型が決まっていた方が楽なことがあるのも確か。どんな型があるのか?どういった使い方をするのが適切なのか?というのを知りたいなと思いました!

本の装丁の紹介の時点で、この本を読んでみたくなりました。報告書や「何を書けば伝わるか」を考えるのが苦手な私にとっては、フォーマットがあることは、とても心強く魔法のようにも感じ魅力的です。「書くことをフォーマット、行動をフォーマット、人生をフォーマット」と、伝えたいことを最後にもう一度繰り返したことが効果的でした。そして安定感のある素晴らしいプレゼンでした。お名前の紹介や装丁を見せる演出もよかったです。

書くことをフォーマットする。行動をフォーマットする。人生をフォーマットする。書くことの大切さに気づきました。

熱い想いが伝わるプレゼンで素晴らしかったです。型・フォーマットがあると、できることが増えると私自身、実感しています。仕事の時短・効率につながると感じました。
 

「VRC年間アワード」の取り組みについて審査員の感想

読んだことが無い本を全部読みたいと思います!

とても素敵な取り組みで、毎回楽しみにしています。そして毎回おもいますが、自分が読みたいのと社会的意義があると感じるのはイコールではないというところが面白い。そして、プレゼン(自分の大好き)を聞くというのは、とてもよいですね。みなさんの想いが心地よく届いてきました。

企画を毎年続けてくださり、ありがとうございます。この取り組みを通じて、読者と著者が繋がり、本を購入する人が増えると良いことばかりになりますね。

どれも読みたい本ばかりでした。積読増えそうですが、ビジョナリー読書クラブはそれを解消できる良き機会とも言えるし、私にとっては余計に積読を増やすといった麻薬のような存在でもあります。

アワードそのものへの興味よりも、読書がしたいという強い気持ちが出てくるというところが一番の効果だと思います。

自分一人ではきっと出会えないであろう本たちをたくさん紹介してもらえて嬉しいです!予想通り、全部の本を読みたくなりました!

様々な人から、自分が知らなかった新しい本や、興味を持っていたジャンルの本を教えてもらえることは、時間の効率化に非常に役立つと思いました。また、他の人がどういう観点からその本をおすすめしているかを知ることで、自分の読書に対する視野を広げることもできますね。

今回アワードで紹介された本は興味のある面白そうな本ばかりでした。評価は難しいですが発表内容と主観的な感覚で判断しました。今回発表された本は是非読みたいと思っています。

「人にすすめたいですか?」「社会的意義がありますか?」の審査はとっても難しかったです。客観的な審査のつもりでも、結局、主観的になっているように感じます。 審査もとっても勉強になりました。何回もプレゼンの動画を視聴して考えました。選考読書会に著者が参加されていらっしゃり、著者のお言葉をお聴きできる機会が有難かったです。 9冊の良書に出会え、素晴らしいプレゼンをお聴きできたことに感謝します。

以上、順位はつきましたが、得点数は僅差で、どれもすばらしい本です。
この機会に、ぜひ手にとって読んでいただけると幸いです。

「VRC年間アワード2022」が終わって推薦者の感想はこちら
https://visionary-reading.com/2023/03/31/award2022-thoughts/